好きだった俳優との遭遇④
前回の続きです。
さて、二日連続で夜の街へと繰り出した私は、
例のバーテンさんがいるクラブへと向かいます。
このクラブは一番居心地がいいというか、好きですね。
クラブへのエレベーターへ乗り込もうとすると、
なんと、イケメンバーテンが乗っていらっしゃるじゃないですか!!!
バ「おっ!!」
私「あっ!覚えてるんですか…?」
バ「覚えてるよ!昨日ぶりじゃん!」
まさかの認知ですごく恥ずかしかったですw
たしかにこのバーテンさんからお酒を貰うようにしてたんですが←したたかかっ!
アメリカンスクール出身です。と言い出しそうな雰囲気を持ち合わせた、少しかわいいお顔立ちの美男子なのですが、
こんな所で働くなんて、只者ではないなと思いました。
この日も正直記憶があまりありません←
1人年下の男の子がいたのですが、
彼のことは友達が気に入っていたので2人で話してもらうことにして、
私は度々バーカウンターをみては、
やっぱりイケメンだわーとヘラヘラしていました。
そして、朝方の5時ごろでしょうか。
バーカウンターにいる彼が、おいでおいでと、手招きしてくるじゃありませんか。
ホイホイ招かれていくと、
バ「今日何時までいる?」
私「え…もうちょっとしたら帰ろうかなって思ってたよ」
バ「おれ6時までだから、待っててくれる?いっしょに飲もうよ」
私「え!うん、いいよ!」
いや、今思うと本当チャラいけどw
その時は本当に夢のようでしたよ。
こんなイケメンが私に興味を持ってくださっている!!と。
女子校にお子さんを入れようと思っている方はぜひ、参考になさってください。男慣れしてないとこうなります。
友達に誘われたと話すと、
いいじゃんいいじゃん!行ってきなよ〜という感じだったので、友達と別れました。
客に手を出したとバレるとまずいらしく、
外で待ち合わせし、
歩き出しました。
この時は朝まで飲んだので結構酔っ払っていたと思います。
初めてちゃんと話をしてみると、
彼は2つ年下で、アメリカンスクールではなく、アメリカに留学をしていたということでした。←なかなかいい所ついてた
何かのきっかけで、演劇の話をしていると、彼がいうのです。
バ「おれも演劇とかするよ。俳優なんだ!」
あれ?
この目とこの鼻…
そういえばこの人の顔見たことある。
え、あれ、、、?
そしてある人の顔を思い出しました。
私が好きだった俳優です。
たしかに、今は髪も伸びて、大人になっているけれど、
え、あの人じゃん!!!!!
私「そうなんだ、、そういえばちょっと見たことあるような……」
バ「え、ほんと?まぁテレビとかもたまに出るし、ほら、あれとかやってたんだよー」
よく今まで気づかなかったよなと自分でも思いましたwww
想像を超えた成長をしていたので、全然気づかなかったんです…。
そんなこんなで大混乱のなか、
私はどういうわけか彼の家にいて、
見慣れた写真を目撃したり、
じわじわと好きだった俳優が目の前にいるという実感が湧いてくるのでした。
彼とは結局関係を持ってしまったのですが、
好きになるとかは一切ありませんでした。
しばらく不思議な気持ちではありましたが、
かわいい見た目と性格が好きだったのに、実際の彼はよく言えば芯が強くて、
悪く言えば偉そうな人だったから。
友達としては特に問題なく、話をしてるのも楽しいので、
結局彼とはその後4年間くらい、たまに会ったり、舞台を見に行ったりなんていう関係が続きました。
もちろん私が元々好きだったなんて話をしていませんし、まさか、昔ハイタッチしたことがあるなんて話もできませんが←え
ただの遊びというのを、彼から教わって、
本当に後腐れというものもなにもない、楽な関係でいさせてもらったことをとても感謝しています。
いろんな女の子と遊んでると思うのですが、
それなりに話もしやすい楽な関係だったから、どちらも長く関係を続けられたのだと思います。(あ、彼氏がいる間とかは会ってませんよ!)
理想と現実って違うものですよねw
私何回か俳優とかアイドルとかとそういうことになったのですが、度々思いますね。
仕事だもの。作り上げてますよね。
私だって仕事する時キャラ作らなきゃいけないのに、
彼らはもっとそれ以上に苦労して作り上げてると思いますよ。
裏の顔は全然違うことが、私は悪いことだとは思いません。だって仕事だもん。
私、仕事とプライベートきっちり分けたいので、なんの違和感もありませんでした。
今まで以上に長くなりましたが、
初めて会った人の家にホイホイ行くのはやめましょう。
普通に危ない。
私は知ってる俳優なんでホイホイついていっちゃいましたが←
故に俳優とかアイドルとかって遊びやすいんですよ☺︎
ご覧いただきありがとうございました。
次回は、例のハーフ系イケメンの話か、
好きだったアイドルとの話にしようか。
考え中です!