ドラマのような毎日で

あり得ない、想像もできないことを巻き起こしがち。

タイムカプセルを開くときには

2か月程前のこと、

高校の同級生が集まるグループラインから通知がきた。

 

いやな予感が的中。

18才のころ、30才の自分に向けて手紙を書いたことがあった。

「30才になったら、みんなで集まって開けようね!」

 

その頃は何も疑問に思わなかったけれど、

今思うことは、なぜ、なぜこのナイーブ極まりない時期に!!!

バカだった。せめて、

「28才にしておかない?ちょうど10年後だし!」

とか、言っておけばよかったなんて思うのだが、

もちろん、未来の自分を気遣えるほどの18才ではなかった。

 

まさか、望んでいた仕事もしておらず、結婚もしていないなんて、

きっとあの頃の私は思ってもいないはず。

純粋だった自分からの言葉に傷つくことが目に見えていた。

 

もちろん同窓会に出席しないという選択肢もあるのだが、

いつもと違う事が起こりそうと思ったら、首をつっこまずには居られない。

この性格こそが、このブログで語るおかしな出来事を引き起こす原因なのだ。

 

私は中学も高校も、

女子しかいないのびのびとした鳥かごの中で育った。

 

女しかいない同窓会、いや、30才の女しかいない同窓会だ。

みんなほとんど苗字が違う。「子供を連れてくるね!」・・・?

え・・・・。

日が近づくにつれ逃げ出したくなるのだが、

一番仲のいい友人もまた、私と同じ境遇のため、

彼女がいれば何とかなるか!・・・という気持ちでいた。

 

 

しかし前日のこと、

その彼女は好きなアイドルのイベントに当選したため

申し訳ないが欠席するとのこと。

ちょっと信じがたい人もいるかもしれないが、

私も元々アイドルが好きだったので、

イベントを優先するのは当然の決断であると理解した。

 

一人で行くのが本当に心細かった。

学校についた時にはこれから起こる出来事に耐えられるか、

不安で冷汗がとまらなかった。

 

結婚してなくても、せめて仕事が充実していたら、

ちょっとは強気になれたかもしれない。

前日には、同じ歳くらいの同僚が、朝礼で表彰を受けていた。

「このままではいけない。」と自分を責めた。

 

そんなこともあって、自分が嫌いな時に、

充実した生活を送る人たちに会うことが本当に嫌だった。

 

 

次回のブログで、私がブログを書くきっかけになった、

昔の自分からのメッセージを紹介します。

自分のことは自分が一番よくわかってる・・・ときもある。