好きだった俳優との遭遇②
前回の続きですので、よろしければ先にご覧ください↓
3年半付き合ったあげく、予想もしていなかった理由で振られた私は、
身も心もズタボロ状態になりました。
まあ、それも3日間くらいでしたけどね←立ち直りの早さが売り
さあ、そして25歳の私は夜の街へと進出するのです。
集合時間は22時。夜遊びしようといって集まるにしては早い時間です。
クラブなんて恐ろしいところには、行きたいと思ったこともありませんでしたが、
新しい世界に踏み込んでやろうじゃん!!みたいな謎のテンションだったのを今でも覚えております。
この日は同じくクラブなんていったことありませーん!な友人たちと3人で行きました。
お目当てのお店に行ってみると、
人っ子一人いません。
無知でした。
店内をきょろきょろしていると、
アメリカンスクールにでも通ってましたと言わんばかりのバーテンのイケメンお兄さんが、声をかけてくれました。
イケメン店員「初めてきたの?^^」
私「あ、はい~。ここっていつから混むんでしょう・・・」
イケメン店員「ここは3時くらいにならないと人が集まらないかも・・・!」
私「3時!!??そうなんですねえ・・・」
イケメン店員「再入場できるから、またあとで来ても大丈夫だよ!^^」
いや、たしかに選んだお店も初心者のくせにディープなところだったんですが、
3時から混むって驚きましたね。
また後で来ることにして、別のお店に行くことに。
その後5年間もこの店に通うことになるなんて、この時はまだ知る由もありませんでした。。。。。恐ろしい。
さあ、にぎわっているお店に入ってみると、
そこは外国人が多く、日本人があまりいないようでした。
やばそうな奴らしかいない・・・・(感想)
帰りたい・・・。私はやっぱりクラブなんて無理。。
だいたい音楽にのって体をゆすることすらもできませんけれど・・・。
なに踊っちゃってんだよあいつ~www
ってならないんですか、恥ずかしい。
私は究極の人見知り恥ずかしがり女なので、
こういう場所が実は苦手です。
でも、多くのイケメンと出会うためならいたしかたない・・そんなかんじで通い詰めることになります。
いや、しかしなんでしょう。人に酔うとはあのことなんでしょうか。
すんごい人で押される押される。
入って10分もたたないうちに、空いている席に座ります。
もう帰りたい・・・とぼうぜんとしていると、
変な二人の男性が話しかけてきました←失礼
友達たちが会話をしてくれているのを、あいづちをうって聞くのが精一杯でした。
その方々は、有名私立大学出身で今は外資系の会社の方々でした。
へえ。。←学歴とお金につられない女
自分の右に座った男の顔を見てみると、
ふーん、まあたしかに清潔感があって、さわやかに見えます。
(でも天パーがおしゃれな感じじゃなくて気になる)
やっとこっちを見てくれたかみたいな顔をされ、すかさず話しかけてきます。
1時間ほど、お酒をもらいながら話していると、
知らない女の子が天パーに話しかけに来ました。
何この女、すげえ勇気だなと思っちゃいましたね。
しかし天パーが言います。
「今日この子と飲むから。」
「ふ~~ん。」
そういって女は私の上から下まで見て立ち去りました。
こええええ。天パーは常連かぁ。
女の子のぐいぐい具合にも圧倒されていると、
突然男性たちが席を立ちます。
「おれこの子と行くわ」
「・・・・へ????」
そしてわけも分かっていないまま、違うフロアへ連れていかれます。
もっと人が多くて混んでいて、恐ろしい場所でした。
セクシーなねーちゃんたちがポールダンスなんかしちゃってます。
そしてその男性は私がいやな謎のノリで音楽に乗って、
腰に手をまわして、キスをしようとしてきたのでした。
私「え、無理」
普通に無理ですよ、この程度でできませんよキッスなんて!!
純粋なんだかお高くとまってるんだかもはや分からないですよね。
どっちもでした。
さっきあった男性とキッスするなんて無理でしたね。
そして何より私はイケメンを求めに行ったんですよ。
天パー男じゃ無理です!学歴と金が売りの常連天パー男は無理っす。
こいつよくできると思ったな。と驚いてしまいました。
私は天パーを振り払って逃げました。
席に戻ろうとする途中、
友人二人と無事に再会できました。
恐ろしい思いをしたといい、
その店を出ることにしました。
なんだかんだで、0時をすぎており、
次のお店にいくも、イケメンというか、もうこわい人たちばかり
目に入ってしまいます。
そして最初のお店にもどることなく、
私たちは帰ることに。
つまんない、なにこれ。
最初に見たバーテンのお兄さんが一番イケメンじゃん。
最初の夜遊びはそんなこんなで終わりました。
まだ俳優出てこないんかい!!!
いや、実はもう出てきていますが、
長くなったので次回書きたいと思います・・・。